【のうしんくんレポート】県民公開講座参加レポート

お知らせ

こんにちは!ぐんまのうしん君です。
きょうは、5月25日に群馬県庁で行われた「世界高血圧の日 県民公開講座」に参加しました!(詳細はこちらクリック)

まずは、下谷先生の講演から

テーマは「高血圧と食事について」。
栄養士さんでもある下谷先生は、塩分と血圧の関係をわかりやすくお話してくれたんだ。

塩分(ナトリウム)の摂取が多いと、血管内の水分量が増えて血圧が上昇しやすくなるそうです。
日本人の平均摂取量は推奨量よりも多く、1日6g未満が目標とされているんだって(厚労省)。

ラーメンのスープを残す勇気、パスタをゆでるときに塩を入れなくてもじゅうぶんおいしいってこと、、そういう日々の小さな積み重ねが大切なんだって。ぼくは「気をつけてるつもり」になってたなぁと、あらためて反省…。


石井センター長のお話は、やっぱりおもしろい!

群馬大学医学部附属病院脳卒中・心臓病等総合支援センターのセンター長であり、群馬大学医学部附属病院循環器内科 石井秀樹教授の講演は「高血圧の予防と治療について」というテーマでした。すごく引き込まれるお話で、特にドキッとしたのが「歩くこと」の大切さ。
つい、自分の歩数計をチェックしてしまいました。

血管の健康がどれほど大切か、しみじみ感じたよ。血管って、見えないけど全身をつなぐ命の道なんだよね。

細川さんのご経験、胸に迫りました

「繰り返された脳卒中から血圧を考える〜経験者の発症・再発予防〜」というテーマで、公益社団法人日本脳卒中協会 スピーカーズバンク細川貴司さんがご自身の脳卒中、小さな1回目の脳梗塞や脳出血、大きな後遺症を残した2回目の脳出血、そして脳梗塞再発という3回の脳卒中体験を語ってくださいました。
発症後7年間の実際の血圧データを見せてくれて、生活やストレスとの関係をわかりやすく説明してくださって……。
後遺症がどのようなものかも、とてもリアルな言葉で教えてくださいました。。。

ぼくも心臓がドキドキするくらい、身につまされるお話で。
思い当たることもいっぱいで、塩分の量をはかってみようと思ったし、見過ごしがちな検診結果や血圧にも気をつけたいなと思いました。

👉 脳卒中(特に脳出血や脳梗塞)は高血圧が最大のリスク因子です。定期的な血圧測定と、生活習慣の見直しが再発予防のカギになります。

血圧計の抽選会もあったよ!

家庭での血圧チェックって、本当にだいじ。
「朝と夜に測る」「記録をつける」だけで、自分の体調のバロメータになるんだって。

当たった方はぜひ使ってみてほしいし、そうでなくても、今は手軽な血圧計があるから、試してみるのもおすすめです。

よろず相談会も!

講師の先生たちが、県民のみなさんの質問にていねいに答えていたよ。
来てくださった皆様、本当にありがとうございました。

そしてそして!

イベントの階下では……
なんと、下谷先生がキッチンスペースで【減塩お味噌汁】をつくってくれていました!
ぼくもいっしょに写真撮ってもらいました。

みなさんは、お味噌汁の具、どんなのが好き?
ぼくはね、
・透明になるまで煮た玉ねぎの甘みが好き
・なめこやしいたけ、きのこのうまみが染み出す味噌汁も最高
・小松菜やにんじんが入った栄養たっぷりの味噌汁もいいし
・もちろん、お豆腐やシジミもだいすき

お味噌は発酵食品だから健康にもいいし、具をたくさん入れて、お味噌はちょっと少なめにする工夫で、おいしくて減塩もできるって、すてきだよね!


健康って、日々のちょっとした選択で変えられるんだなあって、あらためて思った1日でした。
またこんな機会があったら、ぜひ参加して、みんなで元気になろうね!

「世界高血圧の日 県民公開講座」

5月17日は、「世界高血圧デー」です。日本でも、日本高血圧学会と日本高血圧協会が同日の5月17日を「高血圧の日」と定めています。
日本で高血圧とされる方は4300万人と言われており、国民の約3人に1人とされています。高血圧は自覚症状に乏しく、またじわじわと血管を傷つけてさまざまな病気の原因となることから、サイレントキラーともいわれています。ぐんまのうしんでは、「元気県ぐんま 家庭血圧チャレンジ」を行っていますが、今回の講座を通じて更に県民の皆さんに高血圧にならないように、そして高血圧症と診断された場合にはしっかり治療していただくことの重要性について、更にご理解いただきたいと思っております。この機会に、「元気県ぐんま 家庭血圧チャレンジ」に関する動画をご覧いただければと思います。