第712回日本内科学会関東地方会で、群馬大学医学部医学科5年が感染性心内膜炎に関する症例報告発表を行いました!
群馬大学医学部附属病院脳卒中・心臓病等総合支援センター
第712回日本内科学会関東地方会で、群馬大学医学部医学科5年が感染性心内膜炎に関する症例報告発表を行いました!
令和8年3月14日、東京国際フォーラムで第712回日本内科学会関東地方会が開催されました。同会はオンサイトとweb参加のハイブリッド開催であることから1,000名ほど聴講者がいらっしゃいます。
今回、群馬大学医学部医学科5年 野中音歩さんが、重度肝障害に合併した感染性心内膜炎の症例を発表してくれました。
感染性心内膜炎は不明熱の原因検索の中で、必ず鑑別すべき疾患ですが、その頻度は人口10万人当たり数名程度であり、疑われて紹介されてくる循環器内科専門医外の診療では、さほど多く遭遇することはないかもしれません。
今回野中さんより、重症の肝疾患が診断されている患者さんが発熱から感染性心内膜炎の診断に至った症例を発表してくれました。通常感染性心内膜炎は、患者さんの病状が落ち着いた時点で、「ばい菌の塊」がついている心臓の弁を変える手術が必要です。しかし、今回発表してもらった症例では、肝臓が悪く全身手術に耐えられないことから、保存的な治療を選択することになりました。感染性心内膜炎の原因菌に対する抗生物質の選択、手術の適応や、当ホームページでも触れているAdvance Care Planningを含めた倫理的配も含め、学んだことを考察し発表してくれました。
野中さんは、群大医学部のカリキュラムにある外病院における実習で、総合内科・プライマリ内科に触れた際に、循環器診療に対して更に興味を持ってくれたそうです。今回の症例は、様々な疾患を持つ方であり、全人的な診療・治療が特に重要である患者さんでした。大変堂々とした発表で、座長の先生からもお褒めの言葉がありました。
野中さんの更なるご活躍と躍進をぐんまのうしんメンバー一同祈念しております!
また、今回の地方会会長はセンター長石井が務めました。多くの先生方のご参加をいただきましたこと、この場で感謝申し上げます。




