循環器実践セミナー 脳卒中・心臓病予防と治療戦略 ~早期発見を実現する デバイスの進化と対処~

2月6日循環器実践セミナーが行われ、心房細動についての病態、それを早期発見するためのデバイスについての勉強会が行われました。現地、webを通じて40名を超える先生方にご聴講いただきました。

最初に、石井センター長から「ぐんまのうしん」が力を入れているホームページの案内や、他自治体の脳卒中・心臓病等総合支援センターと比較して優れているところや、ACS-CCS手帳や生き方ノートなど、ぐんまのうしんが作成した資材などについて、ご説明しました。そして、群馬県の課題である高血圧対策にのうしんが行っているキャンペーンや、心原性脳塞栓症・心不全などの原因として上流にある心房細動に対する取り組みをご紹介しました。

後半、群馬大学不整脈非薬物治療研究講座 中谷特任准教授から、超高齢社会の問題として年齢とともに心房細動を発症する方が増加している実態を示してもらいました。そして、心房細動があっても、無症状である割合が高いことにも注意すべきで、その点から発見するためには携帯型心電計などが有効であることを強調されました。

高齢の高血圧患者では、3か月間家庭で心電図を記録したところ、未診断の心房細動検出率が約6%程度もあることも含め、高血圧と心房細動には極めて高い関係性があるため、注意が必要とのこと。そして、高血圧の管理やアルコールを減らし、適度な運動を行うなど生活習慣の改善といった普段の生活からやれることや、更に治療として電気的焼灼術があることなどを教えていただきました。