第90回日本循環器学会で、ぐんまのうしんの活動報告を行いました。

群馬大学医学部附属病院脳卒中・心臓病等総合支援センター

お知らせ

 3月20-22日に、第90回日本循環器学会が福岡市で開催されました。群馬大学循環器内科からも様々な先生より多くの演題を発表しました。

 21日には、シンポジウム「5年目を迎えた脳卒中・心臓病等総合支援センターの活動内容と課題」があり、石井センター長から、「Implementation of the Comprehensive Support Center Model Project for Cerebral and Cardiovascular Diseases in Gunma Prefecture (群馬大学医学部附属病院脳卒中・心臓病等総合支援センター(ぐんまのうしん)の取り組み)というタイトルで、ぐんまのうしんの活動について報告しました。

 同セッションでは、国立循環器病研究センター 予防医学疫学情報部の西村邦宏先生から、基調講演があり、長崎県のモデルを使用して心筋梗塞患者さんにパスを導入した際に、再発予防効果があがり、加えて何かしら患者さんに問題がある際に病院・クリニックへの受診勧奨を行うと更に予防成績が良くなるという基調講演がありました。その後、群馬県、広島県、宮城県、東京都の4自治体から、各地ののうしんについて、先駆的な取り組みが報告されました。広島県では歯科医師の方と協力して心房細動を早期発見する取り組みや、宮城県では小児慢性特定疾病に関して「小慢サポートセンター」の取り組み、東京都からは東京都CCUネットワークで培われた病病連携や、協力体制などについて、群馬県でも参考となるお話がありました。

 群馬県の活動として発表した内容について、以下にまとめました。

・脳卒中・心臓病予防の啓発活動が活発になった

・群馬県庁など自治体と共同で活動がなされることが多い

・のうしん君を使っての広報が非常に活発で、県民への訴求が行われている。

・県・国をまたいで事業をアピールできるようになった

・のうしんからの助成事業により、県内における心不全療養指導士の育成が進んだ

・口腔外科・歯科の先生方、栄養指導士との活動により、歯周病対策や減塩の実践から、脳卒中・心臓病等の抑制へ新たなアプローチが開けた

・窓口や、メールでの相談件数がまだ低調である

・県内すべてに対する広報活動がまだできていない可能性がある

・各医療圏において、中核病院に同様の役目を担っていただく必要がある

 上記の解決策なども含め、2月25日に厚労省から、今後の「脳卒中・心臓病等総合支援センターの整備について」に関して指針が示されました。

 群馬県とも協力しながら、国の方針の方向に向かうことができるように、頑張っていきたいと思います。また、皆様からぐんまのうしんに対してご意見などあれば、メール(相談窓口メールで結構です)などでも是非お聞かせいただけるとありがたいです。