第278回日本循環器学会関東甲信越地方会で、群馬大学医学部医学科5年が肺動脈性肺高血圧分野に関するデータを発表!
お知らせ
Information

第278回日本循環器学会関東甲信越地方会で、群馬大学医学部医学科5年が肺動脈性肺高血圧分野に関するデータを発表!
令和7年12月20日、ステーションコンファレンス東京で第278回日本循環器学会関東甲信越地方会が開催されました。同会は、地方会といっても1500名程度が参加する「マンモス地方会」として知られています。
今回、肺高血圧のセッションで、群馬大学医学部医学科5年 河藤杏琴さんが、「肺動脈性肺高血圧症の死亡原因について考察する(妊娠併発高血圧症)」というタイトルで発表しました。
肺高血圧、特に肺動脈性高血圧は、以前は極めて予後不良の疾病であり、難治性呼吸器疾患の指定難病となっています。一方、近年治療薬が非常に進歩し、早期発見が重要視されている疾病の一つです。今回河藤さんからは、肺動脈性高血圧合併妊娠ということの着目し、どうして妊娠合併がこの疾病に対してリスクが高くなるのかということや、様々な倫理的配慮なども含めて実習を通じて学んだことも発表してくれました。
座長・演者は、ベテラン医師も多いというセッションでの発表でしたが、しっかり勉強した立派な発表で、成果も十二分に出せたと思います。
河藤さんは登山が趣味とのこと。高地での低酸素などは血行動態の変化には大きな関連があり、心疾患病の発症にもかかわることがあります。趣味の世界からも循環器内科にさらに興味を持ってくれるとうれしいです。
河藤さんの更なるご活躍をぐんまのうしんメンバー一同祈念しております!


