新着情報

石井
センター長

 脳卒中や心臓病の発症は、冬に発症率が上がるというのは良く聴かれることがあると思います。寒い時期には血圧が上昇しやすく、血管の病気が増えるのは事実です。それでは、夏場は大丈夫かというと、そんなことはありません。

熱い時期には熱を発散しようと血管が広がり汗もたくさんでます。そうすると血圧が下がってきます。身体の水分が減ると血液が濃くなり粘度を増してしまい(ドロドロする)、血管が詰まりやすくなったり、そして血栓(血の塊)ができやすくなったりします。そのため、暑い時期には脱水症状によって血管が詰まることが原因の脳梗塞や心筋梗塞が多くなります。このタイプの血管病は、ご高齢の方だけでなく、動脈硬化があまりない若い方にも発生しますので、脱水には十分な注意が必要です。 

また、筋肉は水分をためておくのに非常に重要です。ご高齢の方やフレイルが進行している方が脱水になりやすいのはそのためです。これらのことから、適切な水分摂取が重要であることをご理解いただけると幸いです。ただし、心不全と診断されている方は水分とりすぎにより息切れがひどくなることがありますので、かかりつけの先生とよく相談して下さい。

 以前、私が上毛新聞さんにインタビューを受けた「夏場の脱水は危険 心筋梗塞は食べて、動いて予防しよう!《健康を考える》」(https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/332150)も是非参考いただければと思います。

のうしん君も海の日に合わせてセンター長の地元新潟に海水浴にでかけました。写真をとってもらいましたので、皆さんもご覧いただいて涼しい気分を味わってください。

のうしん君は、2025年一般社団法人 病院マーケティングサミットJAPANが主催する、病院ゆるキャラ総選挙 (–https://hospital-marketing.jp/byoin-yuruchara/)にエントリーしました。是非応援をよろしくお願いいたします!

石井
センター長

8月10日は、810(ハート)という語呂合わせから「健康ハートの日」と制定されております。様々なプロジェクトが、日本心臓財団、日本循環器学会、日本循環器協会、日本AED財団の四団体が共催で行われます(健康ハートの日ホームページ(https://www.kenko810.com/)もご覧ください)。

ぐんまのうしんも、この活動に参加しています。8月10日は上毛新聞に広告記事を掲載します。『キャプテン翼』(作:高橋陽一氏)に登場するサッカー選手 三杉淳君大きく据えた内容に仕立ててあります。彼は、天才ミッドフィルダーとしての技術を持ちながらも、心臓病のために数分程度しかピッチに立つことができないことから、「健康ハートの日」アンバサダーとなっております。

「健康ハートの日」には、全国の有名施設で赤色のライトアップにするような依頼をしています。赤は、"ハートの色" です。群馬県では、重要文化財臨江閣、群馬県庁昭和庁舎が8月10日(その近くの日程含む)で赤く染まります。ご自身のハート、つまり心臓のこともこれを機会に気にかけていただけると幸いです。

(こちらは、昨年の県庁昭和庁舎「健康ハートの日」レッドライトアップ写真です)

石井
センター長

9月ですが、大変暑い日が続いております。そんな中ぐんまのうしん君は熱い戦いを繰り広げております。ゆるきゃら総選挙2025東日本大会を勝ち抜き、11月16日の全国大会決勝戦へコマをすすめております。ぐんまのうしん君には、益々活躍してもらって、群馬県の脳卒中・心臓病対策に頑張ってもらいたいと思います。

9月27日(土)、28日(日)には、群馬県庁で「全国ゆるキャラサミット」があります。日本循環器学会からは、禁煙活動を頑張っている同学会のマスコットキャラ「スワン君」が参加することになっています。ぐんまのうしんは、27日(土)に日本循環器学会と共同で同日にパンフレットなど配布しまして、禁煙の重要性を広報いたします。ぐんまのうしん君グッズもお配りすることになっておりますので、是非群馬県庁にお越しください!

石井
センター長

9月27日(土)、28日(日)と、群馬県庁で第三回「ご当地キャラカーニバルinぐんま2025」が開催されました。日本循環器学会では、マスコットキャラ「すわん君」が昨年の第二回から参加し、たばこを「すわん」ということで禁煙を啓発する活動を行っています。今年も多くの方々に禁煙の重要性をお伝えしました。「すわん君」は、2月22日生まれで、ぐんまちゃんと誕生日が同じと不思議な縁があります(ちなみに、ぐんまちゃんは永遠の7歳、すわん君は永遠の3歳です。NHKのチコちゃんは永遠の5歳でしたね)。

ぐんまのうしんからは、スタッフとともに「ぐんまのうしん君」が、すわん君と日本循環器学会のお手伝いに伺いました。ブースにお越しになられた方々は血管年齢や筋力測定をするだけでなく、我々からは禁煙だけでなく脳卒中や心臓病予防についていろいろなお話しさせていただきました。

石井
センター長

2025年10月、ノーベル生理学・医学賞に坂口志文先生、そして化学賞に北川進先生が受賞され、日本中が歓喜に包まれました

さて、ノーベル賞の過去を振り返ると、1901年 ドイツの物理学者ヴィルヘルム・レントゲンが物理学賞を受賞しています。レントゲンは1895年11月8日にX線を発見しました(X線という名前の由来は、数学の未知数を表す「X」の文字を用いて仮の名前としたことからとのこと)。このことから、11月8日は「レントゲンの日」とされ、「International Day of Radiology (IDoR):国際放射線医学の日」として国際的にも祝われます。

 現在、脳卒中や心臓病の診断や治療においてX線は欠かせません。例えば、脳梗塞の血栓回収術、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤に対する頭蓋内コイル塞栓術、急性心筋梗塞に対する風船やステント留置術に対するカテーテル治療、不整脈の電気的焼灼術などにはX線を使用して行う治療です。これらの先駆的治療を行うことは我々の使命でありますが、一番良いことはこれらの病気にならないこと。そして不幸にも病気を発症してしまった際には、直ちに病院受診することです。

ぐんまのうしんホームページには、それらに関するヒントがたくさん掲載されております!是非ご覧ください。

石井
センター長

病院マーケティング サミットJAPAN主催 ゆるキャラ総選挙(https://hospital-marketing.jp/byoin-yuruchara/)の決勝戦が、11月16日大阪で開催されました。以前からお伝えしているように、我がぐんまのうしん君は書類選考を通過、9月に行われた東日本大会予選で準優勝し、今回全国大会決勝戦に出場しました。

そして、決勝戦ではファーストステージからセカンドステージへ進み、京都府 洛和会音羽病院 ワルの助、岐阜県 和光会グループ 「なごみ・ひかる」に続き、群馬大学医学部附属病院 脳卒中・心臓病等総合支援センター公式キャラクター “ぐんま のうしん君” が、全国決勝にて 第3位入賞 いたしました。この結果は、日々応援してくださった皆さまの温かいご支援の賜物です。心より感謝申し上げます。

石井
センター長

第25回大会冬季オリンピック2月6日から2月22日まで、第14回パラリンピック大会が3月6日から3月15日まで、イタリアのミラノとコルティナ・ダンペッツォで開催されます。日本人のメダル獲得を楽しみされている方も大変多いと思います。

これまで、スポーツ観戦と心疾患の発症を調査した論文がいくつかあります。日本では大相撲本場所が年6回行われます。初場所では千秋楽優勝決定戦までもつれ、新大関安青錦関が二場所連続優勝しました。私も熱戦を楽しみましたが、相撲では土俵際がもつれるときや、攻め込まれながらも徳俵で残る様子をみると大変興奮します。大相撲に関しては、九州大学から2018年アメリカ心臓病学会の機関誌に発表された論文があり、東京都において大相撲開催期間では9%の院外心停止が増加し、特に75ー110歳の方では13%の増加がみられるということが報告されました。サッカーワールドカップでも、似たような報告があります。2006年ドイツ大会の際に、ミュンヘンで調査された検討が2008年最高峰医学誌の一つであるニューイングランド・ジャーナルオブメディシンに掲載されました。平年と比較し、ドイツ戦のあった日にはミュンヘンでの心臓血管イベントが著明に上昇しているという結果でした。このような理由として、興奮など感情の起伏が影響するのが原因ではないかと想定されてます。

 今回のオリンピックは、イタリア開催で時差もあるため競技開催も日本時間で深夜から早朝のものが多いため、生放送では睡眠不足にも気を付ける必要があります。このようなことを気にしながら、日本選手の活躍を応援しましょう!

石井
センター長

大阪万博が開幕したのは昨年4月13日でしたね。キャラクターの「ミャクミャク」はたちまちに大人気となりました。あれからもう一年たつんですね。「ミャクミャク」とは関係ないのですが、3月9日は、語呂合わせで脈(みゃく)の日(ミャ(3)ク(9))です。3月9日から15日は、心房細動週間とされています。心房細動は、心原性脳梗塞という大きな脳梗塞の原因となりますので、適切な治療と脳梗塞の予防が重要です。心房細動により左心房に血栓ができてしまうと、心原性脳梗塞の原因となります。
公益社団法人日本脳卒中協会と一般社団法人日本不整脈心電学会、自治体や全国のうしんが協力して、この週間に合わせて日本各地のランドマークを心房細動週間の公式バナーカラーである赤色にライトアップします。群馬県内では、臨江閣、県庁昭和庁舎、美原記念病院など「脈の日・心房細動週間ライトアップ2026」で、赤色に染まります。赤は情熱を示す色でもありますが、血液や血栓を想起する色でもありますので、これを機会に心房細動について考えていただければ幸いです。
3月9日に掲載される上毛新聞広告記事も是非読んでください(ぐんまのうしん主催、群馬県庁後援の企画)。検脈の重要性などご理解いただけると思います。

石井
センター長

1月25日は、「日本最低気温の日」です。1902年1月25日に北海道旭川市で日本の気象観測史上最低となる-41.0℃を記録したことに由来するそうです。ぐんまのうしんホームページでも注意喚起しておりますように、この寒い冬の時期には「ヒートショック」に注意していただく必要があります。冬の入浴には、暖かい部屋から、寒い浴室、熱いお湯など、身体に温度の変化が大きくなるため、血圧の変動が大きくなり脳卒中や心臓病が極めて多くなります。厚生労働省が最近発表した2024年人口動態統計では、浴槽でおぼれて亡くなった方は7776名とのことで、その原因としてヒートショックが関わるものも大変多いと想定されます。それだけ、血圧変動には気を付ける必要があるということかと考えます。
ぐんまのうしんでは、家庭血圧125mmHg未満を目指すキャンペーンを展開しております。10月に渋川市で高血圧イベントを開催するにあたり、前渋川市副市長さんより1月25日を「高血圧を考える日」にしてはどうかという大変すばらしいご提案をいただきました。我々だけの力でそこまで持って行けることは難しいですが、1、25が並ぶ日に、ご自身の血圧に関して、再度見つめなおしていただけると幸いです。

石井
センター長

2026年(令和8年)を迎えました。今年は午(うま)年です。群馬県のキャラクターぐんまちゃんの活躍も期待されます。

馬の心臓は非常に大きいことが知られており、心臓の重量比は約1%、つまり500㎏程度の体重のある馬では心臓の重さが5㎏ほどあるそうです。1分間の心拍数は、安静時に30-40回、運動時には200回を超えるとのこと。首が長く、血圧も高くないと頭に血流がいかないのですから、かなり丈夫な心臓を持っていないといけないようです。

先ほど話題にしたぐんまちゃんは、永遠の7歳。馬の年齢は20ー30歳くらいと言われています。ダンスなどキレッキレの姿をよく見ますが、ぐんまちゃんは人間にすると間もなく30歳くらいになるところでしょうか。我々は歳を取らないわけにはいきませんが、血管を大事にして、脳卒中や心臓病に気を付けながら健康寿命を延ばしたいものです。

ぐんまのうしんのメンバーは、本年も県民の皆様に脳卒中・心臓病に対しての関心を持っていただき、予防などを通じて健康寿命の延伸に資する活動を行ってまいります。本年も何卒よろしくお願いいたします。

さて、のうしん君がスキーをやっている姿は、動画「冬に増える心臓疾患──動画で知る“冬の過ごし方”のポイント」でご覧いただけますが、なかなかのものです。今回、ぐんまのうしん君は、赤城にある茶ノ木畑山に行ってスキーをやってきたそうですが、その際に皆さんに新年のご挨拶の写真を撮影してきました。ぐんまのうしん君から「今年も皆さんにとって素晴らしい年になりますよう!」とのことでした。命の延伸に資する事業を行ってまいりますので、本年も何卒よろしくお願いいたします。

山田裕子メンバー撮影
石井
センター長

2025年度がはじまりました。皆さんの周りでも、新たなメンバーが加わってまた気分を新たに生活なさっておられると思います。

この春は年度初めに合わせてソメイヨシノが満開となりました。落語の枕で聞いたことがありますが、あんなにきれいな桜は「陰」と考えられることもあるそうです。なんでかというと、散るからだそうです。そこで、花見をして桜の下で騒ぐ(こちらが「陽」)ことで、陰と陽がつりあっているとのこと。ちなみに、神輿は神様が隠れているから「陰」、そこでわっしょいわっしょいと気勢をあげる「陽」でバランスがとれるんだそうです。

ソメイヨシノは60-80年程度で樹勢が衰えると言われているそうです。最近の話題は、第二次世界大戦後復興のシンボルとして各地に植樹されたものが、そろそろ寿命といわれているそうですが、様々な対策でソメイヨシノが元気でいられる努力を行政や地域の方が頑張っておられます。

人間は、150年ほど前に生まれた方の半分は60歳ほどまでしか生きられなかったのが、現代では半分以上の方は85歳以上までご存命です。病気はとかく「陰」と考えがちですが、そのあと生活習慣を修正しお薬を飲んでいただければかえって長生きできるかもしれません。そのような治療を「陽」と考えていただきたいと思います。ぐんまのうしんも、県民の皆様の健康寿命延伸のため頑張ります。なお一層のご指導をお願いいたします。